オフタイム、しっかり取ろう!

休めないのを当たり前と思うなかれ!

看護師が有給休暇取得で困らないためには

有給休暇は、正式には「年次有給休暇」といいます。半年以上の就労実績があり、労働日のうちの8割以上出勤することによって与えられる、給与がでる休みのことです。基本的には労働者からの申請によって取得することができますが、多忙などを理由になかなか有給休暇をとることが難しいと感じる人も少なくありません。それはどの職種の人にもありますし、看護師も例外ではありません。
では、有給休暇をスムーズに取得するにはどうしたらいいでしょうか。

有給休暇を申請した際に「人手不足なので休まれると困る」などと、有給休暇の申請が拒否されることがあります。また、申請をすることによって嫌がらせや降格などのハラスメントを受けるトラブルも聞かれます。そのような場合は申請をした上司ではなく、更に上の上司に相談しましょう。それでも改善されない場合は、人事部に相談するとよいでしょう。有給休暇の取得は労働者の権利です。もし、それでも改善されない場合は労働基準監督署に相談してみるとよいでしょう。

また、退職時に有給消化をしようとした際、すべての有給休暇を消化できなかった、ということがあります。退職時に有給消化をしたいと考えているのであれば、事前に有給休暇の残りの日数を確認しておくことが必要です。退職希望日までの日数ではなく、出勤日の日数をもとに、いつから有給を取得する必要があるか計算をしておきましょう。その上で、引継ぎの日数が少なすぎるなどのトラブルにならないように、早めに退職の申し出をするとよいでしょう。

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